秋の味覚、ぎんなん。
茶碗蒸し、土瓶蒸しに一粒入っていますが、なかなか主役になりにくい素材ですよね。
しかし、お料理にちょっと添えてあると、季節を演出できる、期間限定の贅沢な食材です。
スーパーなどでは、1パック50個くらい入っていて、一度ですべて食べるのは無理。
ここでは、ぎんなんにちょっと下処理して、上手に保存する方法をご紹介します。
あまり知られていない、ぎんなんの賞味期限ってどのくらいなの?
殻付きでしたら、常温で1週間くらいは大丈夫です。
新聞紙に包んで、直射日光の当たらない風通しのいい場所に置いておきましょう。
ビニール袋に入れっぱなし、はカビの原因になりますのでやめましょう。
冷蔵庫での保存するなら、湿らせた新聞紙に包んで乾燥を防ぐようにしておきます。
新聞紙が乾燥したら、湿らせたものと交換しましょう。
この方法で、1ヶ月くらい保存できます。
殻付きで冷凍保存するなら、フリーザーパックなどの保存袋に入れて半年くらいは保存できますが、解凍した時に中身が固くなっている、身が痩せてしまっている、という意見がありました。
ぎんなんの固い殻、レンジを使って簡単にむける!
常温、冷蔵では長く保存できませんから、長期保存するなら、断然冷凍保存がオススメです。
しかも、殻つきではなく、殻をむいて、調理してから冷凍するのが、解凍後一番おいしくいただけるそうです。
しかし、このぎんなんの固い殻、向くのが難しいですよね。
そんな時使えるのが、電子レンジ!
ぎんなんを紙の袋、封筒に入れて、ぎんなん10粒につき40秒くらい電子レンジで加熱します。
この時、口をしっかり閉じてください!
レンジで加熱中、封筒の中で「ポン!ポン!」と、結構激しく爆発していますから、しっかり口が閉じてないと、レンジの中が汚れてしまいます。
これで、簡単に固い殻をむくことができます。
ぎんなんの冷凍保存の前に、もうひと手間!
もうひと手間加えてから冷凍すると、解凍してからも美味しくいただけます。
鍋にお湯を沸騰させ、塩をひとつまみ入れます。
ぎんなんを入れて、お玉の背で転がしながら、薄皮をむいていきます。(湯通しすると皮をむきやすい!)
ぎんなんが透き通るまで茹でたら、残った薄皮をきれいにむいて、1回分ずつ分けてラップで包みます。
それをフリーザーパックに入れて冷凍します。
下処理してから冷凍しますと、1年くらい保存できます、ということですので、長期保存したいなら、塩ゆでして冷凍しましょう。
ぎんなんを上手に保存する方法!下処理はなんと電子レンジを使える!?
殻付きの場合、常温で1週間、冷蔵で1ヶ月くらい、冷凍で半年くらい保存可能です。
ぎんなんの固い殻をむくのに、紙袋に入れて電子レンジでチンすると、楽に固い殻がむけます。
塩ゆでして、薄皮をむいてからラップに包んで、さらに保存袋に入れて冷凍すれば1年くらい美味しくいただけます。