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居酒屋でお刺身を頼んだ時、添えてあるのが、つま(大根)、わさび、しそ、菊ですね。

あの黄色い花を、タンポポだと思っている方もいるようです。

確かに、似てますよね、花も小さめですしね。

菊はなんでお刺身に添えてあるんでしょう?

ここでは、お刺身添えてある菊について調べてみました!

菊の花ってなんでも食べられるの?

菊の花って、よく目にすることがあるので、ふとそんなこと考えちゃいますよね。

実は、菊の花はそのほとんどが食べられません。

普通の菊は食用ではないため、無理に食べると「かなり辛い」とありました。

食用のものは、黄色だけでなく、紫などもあって、サッとゆでて酢の物、クルミ和え、おひたし、菊の花丸ごとの天ぷらに、とお刺身に添える以外、色々な食べ方があるんだそうです。

菊の花を食べたいときは、スーパーなどで売っているものを調理したほうがいいんですね。

驚きの菊の花の効能!

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菊の花には、人の体の細胞内にある解毒物質グルタチオンの産生を高める働きがあります。

お刺身に添えるのは、食中毒防止のためなんですね。

一緒に添えてある、しその葉はあの香りに防腐作用が、ワサビの辛みには殺菌作用がありますから、お刺身の添えてあるものには、きちんと理由があったのでした。

中国では、昔から菊の花は漢方として用いられてきました。

菊の花を乾燥させて、ハーブティーのように飲むんだそうです。

解熱、降圧、抗菌、消炎作用があり、目の疲れの様々な症状(疲れ目、かすみ目、結膜の充血、痛み)を緩和させます。

お刺身を食べる時、菊の花をどうやって食べればいいの?

特に決まりはないようですが、皆さんがされている食べ方をご紹介します。

菊の花をそのままパクッと、丸ごと食べても大丈夫です。

その場合、青いヘタは取り除いた方が食べやすい、という人もいます。

最もポピュラーなのは、菊の花の花びらをちぎってお醤油に浮かべて、香りを楽しみながらお刺身をいただく方法のようです。

お醤油に浮かぶ黄色い菊の花びら、きれいですよね。

また、この花びらは熱燗に浮かべても、香りが上がってきていいそうです。

お刺身に添えられている黄色い花…菊だって知ってました?その驚くべき効果!

菊の花は、すべてが食べられるわけではなく、食用の種類があります。

菊の花には、人にある解毒物質グルタチオンの産生を高めるので、食中毒防止効果が期待できます。

お刺身を食べる時、お醤油の上に菊の花びらを散らして、お刺身と一緒にいただくといいそうです。