暑い夏!高温、高湿度をじーっと我慢していると、室内でも熱中症の危険があります。
エアコンで室温を調節し、水分や塩分をこまめにとりましょう。
しかしこれは、人間の話。小動物、とくにハムスターは汗をかかないため自分で体温調節ができず、下手をすると死んでしまいます。エアコンをつけるのももちろん有効ですが、一日24時間ずっと家に自分はいないけど、ハムスターは心配だし・・・。
そこで、今回は、ハムスターに快適な夏を過ごさせるためにできることを考えましょう。
ハムスターにも、エアコンは必要!?
人間同様に室温を調節することは大切で、24℃~28℃くらいが適温です。
外出時に自分の部屋のエアコンはオフにするが、リビングは常に電源を入れているなどの理由で、ケージごと違う部屋に移すのも一つの策ですが、ハムスターにとっては、自分の家が突如宙に浮き、揺り動かされてしまう!と感じ、ストレスに陥ってしまうこともあるようです。
しかしそれでも、気温が30℃を超えたり、28℃以上に頻繁になるようならば、人間側の配慮として、ケージを涼しい場所に移すことは必要になります。
ハムスターの「おうち」をクールにする暑さ対策は・・・
エアコンによる室温調節は確かに必要だけれども、人間側の生活スタイルに左右されたり、何かの拍子に壊れて使えなくなったりした場合などに備え、次善の策も考えましょう。
ペットボトルを利用するのが効果的。2Lのペットボトルを2本ほど、水を入れて凍らせ、水が滴らないようにタオルで巻き、ケージの上に置いたり、ケージの前に凍ったペットボトルを置き、扇風機で、直接ケージに風がかからないようにして冷やしたりします。
また、大理石や硬いプレートを水に浸して水滴をふき取り、中に置いておくとひんやりしてきます。その上にハムスターが乗って、体を伸ばして冷やします。
最後は、飼い主の愛情!?
ハムスターは当然のことながら、人間のように自分で扇風機をつけたり、アイスを食べたりして体を冷やす、などということはできません。
電気代や、手間暇を惜しんで、暑さにやられてしまう悲劇に見舞われないように、しっかり暑さ対策を取り、愛情をかけてあげましょう。すると、ハムスターもそのかわいい素振りで、こちらの心を癒してくれますよ。
夏真っ盛り!かわいいハムスターの暑さ対策!愛情をもって飼育しよう!
- 人間同様にエアコンで室温を24℃~28℃に調節をしよう
- 凍ったペットボトルや、水に浸した大理石などのプレートで、ハムスターが涼を取れるようにしよう