どんな夫婦も結婚した時は、永遠の愛を誓って結婚していることでしょう。
しかし、悲しいかな、時間と共に変わってしまうことがあるのが人間の気持ち。新婚のトキメキが終わって、落ち着いたころにありがちなのが、夫婦どちらかの浮気。
過去には離婚で終わってしまいがちでした。しかし、今はこれを法的に解決し、結婚生活を継続するにしても、離婚するにしても、不倫した配偶者、不倫相手に慰謝料を請求するのが、一般的な解決方法です。
トラブルが起きてからでは冷静に考えるのが難しいこの問題、あらかじめ知識をつけておくと、いつか何かの役に立つかも…!?
慰謝料がゼロにある場合もあるの!?
実はあるんです、下にあるケースに当てはまるようでしたら、慰謝料がゼロになることも…!
- 結婚関係が破たんした後の不倫関係(肉体関係)
- 慰謝料の請求が違法である
- 不倫関係が男性の側からのセクハラ、強姦で始まったとき
- 時効が成立していない
- すでに配偶者から十分な額の慰謝料を受け取っている
この中で「時効」についてですが、配偶者の不倫を知ってから3年です。しかし、不倫関係が継続しているなら新たに不法行為を積み重ねているということで、これにはあてはまりません。
慰謝料が相場より少額になるポイントとは?
これは、離婚に至らず別居もしていない、交際期間が短い、職場不倫で一方がすでに退職に追い込まれて社会的制裁を受けているケースなどがあります。
不倫関係の前に婚姻関係が破たんする原因(暴力など)があったときも、これに当てはまります。
また既婚男性が独身であると偽って関係を始め、後に既婚であることを伝えた場合は男性の責任割合が大きいとされ、不倫相手の慰謝料が減額されるケースもあります。
慰謝料の相場とは?
不倫の事例というのはケースバイケースなので、これが慰謝料の相場!とはっきりと示せるようなものがないのですが、色々な事例を見てみますと、大体100万~200万くらいの事例というのが多くなっているようです。
- 不倫が原因で離婚、別居になっている
- どちらかが積極的であった場合
- 配偶者がすでに不倫相手と同棲している
- 不倫の期間が1年未満程度
この不倫の期間が長くなったり(3年以上)、不倫相手が既婚者だと知っていて積極的であった場合は、さらに慰謝料が高額になり、慰謝料300万円ということもあります。
事が起こる前に知っておきたい、夫婦間に多いトラブル!配偶者が不倫した時の慰謝料の相場は?
不倫が始まる前に結婚生活がすでに破たんしている場合など、慰謝料がゼロになるケースもあります。
結婚生活が破たんしておらず、離婚に至らない場合など、慰謝料が少額になることもあります。
ケースバイケースですが、交際期間が1年程度の不倫ですと、慰謝料が100万~200万円くらいのケースが多いようです。