犬とともに、「愛玩動物」として、見ている人の心を癒す猫。しかし、猫は気まぐれでいたずら好き。
ちょっと目を離すと、その爪をガリガリとといで、畳やふすまをダメにされた経験のある人は、少なくないでしょう。
こらっ!と叱ろうにも、爪とぎは古い爪をはがして鋭く研ぎ澄ましたり、マーキングにつかったり、あるいはストレス発散などの理由がある、猫の習性なのです。
そこで今回は、大人になっては大変なので、子猫のうちに、我が家のためにも猫ちゃんのためにも、しつける方法を、考えていきましょう。
猫の大好物といえば・・・?
そう、マタタビです。猫はマタタビのにおいをかぐと、大脳がマヒをして、ハイになってしまいます(個体差あり)。
ここで猫に爪とぎをさせようと決めてから、マタタビの粉をきわめて少量、そこに付けて、猫の手を取りながら、ここで爪とぎをするのだ、としつけていきます。なかなかに根気のいる作業です。
猫の爪とぎ器にはどのような種類があるか
それでは、猫の爪とぎ場所の候補となるであろう、爪とぎ器を考えていきましょう。そざいは、段ボールのような紙タイプや、カーペット素材を木材やプラスチックに貼り付けた布タイプなどがあります。
また、爪とぎ用の縄などもありますが、どうも猫には人気がなく、ちょっかいを出す道具にもあまりならないようです。
猫の運動用のいわゆるキャットタワーにも爪とぎ器がついているものもありますので、そこにマタタビの粉を振りかけると、その場所を猫が気に入って爪とぎをそこでする、というものです。
猫の爪とぎ、根気をもってしつけよう
猫の爪とぎをしつけるには、3カ月から半年くらいが適当なようです。猫は、最初の1年で大人になるわけです。人間で言ったら20歳、そうそう素直にしつけられるでしょうか。
人間も猫も、子どものうちにしっかりしつけておくと、後々楽になること間違いなしです。簡単にはいかないでしょうが、それもいつか猫との素敵な思い出に変わるでしょう。頑張って!
猫の爪とぎをしっかりしつけよう!猫の爪とぎのしつけ方!
- 猫の爪とぎ器を用意しておこう
- 状況によりマタタビの粉を使って振りかけ、猫が気に入るようにしておこう