蜂の巣

洗濯物についていた蜂をうっかり触って刺されてしまった、など蜂に刺された経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

ふと気づけば、ベランダや軒下に蜂の巣ができてしまっていたらどうすればよいのでしょうか。

ミツバチ、スズメバチの場合は自治体が無料で駆除してくれることが多いのですが、それ以外の種類の蜂については「生活に支障のない場所に巣ができた場合は、そっと見守ってあげるようにしてください。

ハチのことをよく知り、ハチと上手につき合いましょう」とあまり動いてはくれない様子。どのように対処したら良いか考えてみましょう。

駆除を頼む連絡先:マンション

賃貸、分譲ともにマンションの場合は、まずは管理会社に連絡しましょう。

蜂の巣は入居者が快適に住むのに障害となると判断され、管理会社は建物の管理を請け負う義務があります。

管理会社が直接駆除するか業者に頼むなど手配してくれるはずです。

駆除を頼む連絡先:戸建

駆除剤などもありますが、業者に依頼したほうが安心できるでしょう。

まずはお住まいの自治体に電話して「駆除してもらえる蜂の巣かどうか」を確認します。その後「駆除対象」となったら自治体担当者の指示に従いましょう。

自治体では対処しない蜂の場合は、蜂駆除業者に連絡します。状況聴取後、問題箇所への事前調査の後見積もりといった流れのはずです。

本当は平和な蜂「アシナガバチ」

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(写真上アシナガバチ 下ススメバチ)

ここまで駆除についての記載が続いているのでどうも書きづらいのですが、スズメバチならば、すぐに駆除と行きたい所ですが、「ミツバチ」や「アシナガバチ」の場合は、スズメバチと異なり、大変おとなしい蜂です。

というよりも、雄は毒がなく刺せないそうです。女王蜂は針はありますが攻撃性はなく、直接掴みでもしないかぎり刺しません。一度刺した蜂は死んでしまうのですから。

アシナガバチの種類にもよるのですが、どの種類も巣の近くで暴れなければまず刺さないそうです。また、秋頃には蜂の数が増加しますが、そのほとんどが新女王蜂と雄蜂なので攻撃性は極めて低いそうです。

あなたのところのハチの巣がアシナガバチのものである程度距離を置けるならそっとしてあげてもよいかも。

蛾や蝶の幼虫なんかを駆除してくれる益虫とされ、アシナガバチは駆除しないという市町村は増えているそうです。

ハチの巣の駆除

蜂の巣2

スズメバチなら速やかに自治体窓口に相談、それ以外のハチも自治体窓口に相談して駆除すべき種類かどうか確認しましょう。