飲むだけでやせるビール？特定保険食品（トクホ）と機能性表示食品ノンアルコールビールの違い

最近になってよく巷で見かけるようになった、特定保険食品（トクホ）や機能性表示のされたノンアルコールビール！

アルコールの健康被害をなくして、ビールの味が楽しめてしまうノンアルコールビールというジャンルは昨今人気急上昇中なんですが、トクホと機能性表示についての違いはご存知ですか？

トクホの方が良いと思っちゃいがちですが、実は違ったんです！

どちらがいいか考える前に、先に２つの表示の違いを知っておきましょう。

特定保険食品　トクホって？

その商品の効果・安全性を示す臨床データや科学的データを取る必要があります。

つまり実際にどういう効果が出るのかを実験し、そのデータを消費者庁に提出するんです。

更にそこから実際に許可が降りるまでに消費者庁の方で審査する必要があり、長い時間がいるんです！

まとめると「確実性はあるけど時間やお金がかかるのがトクホ」です。

どの効果の表示をするかその効果が実際に得られるのはこういう根拠があってこういう理由で安全なんです。

生産地はどこどこで管理はどのようにやってるかなどなど根拠を述べた論文を提出して、それが消費者庁に受理されれば表示できます。

実験をする必要もないので、トクホに比べると「お金も時間もかからなくてお手軽な表示」と言えます。

と思いがちですが、２つは同じ土俵で戦ってないところに注目です。

確かにトクホの方が厳しい審査をクリアしていますが、「トクホの審査に通過しなかったから機能性表示」というわけではないのです。

単にお金がかからないから機能性表示食品にしてる場合が多いんですね。

トクホの方が確実性はありますが、効果が大きいことを謳う表示ではないところに注意です！

例えばトクホ系ノンアルの代表。

機能性表示食品のパーフェクトフリー（キリン）と特定保険食品のSAPPORO+（サッポロビール）を比べてみましょう。

入っている成分（難消化性デキストリン）的にはキリン　パーフェクトフリーの方が効果が期待できる！

一方で味に関してはSAPPORO+の方がまろやかで飲みやすいと評判。

ちなみにどのくらいビールかというと、飲むとちょっと酔っ払った気がするレベルでビールです。気のせいなんだけどね！！

あ、ちなみにあまり知られていませんが未成年の方は買っちゃダメですよ！

じゃあどっちでもいいのね

そう、どっちでもいいんです！

きっとこれからは、機能性表示の方が低コストでトクホと似た効果を得られるので普及してくるのではないでしょうか。

ノンアルコールビール･･･先に書いた通り、酔った気がする程度にはビールです。

毎日の食事のお供にビールを飲んでいる方も、健康のために取り入れてみてはいかがでしょうか！

美味しく健康に過ごせる、まさに”オイシイ”飲み物ですね！

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