最近、海外に住んでいる日本人がとても多いように感じます。
留学、仕事、趣味のため…理由は人それぞれですが、今や世界のほとんどの国に日本人はいる、といっても過言ではないのでしょうね。
そんな家族、友人、恋人を持っていると、日本の食べ物、洋服など送ってあげたいもの。
でも海外に荷物を郵送って、慣れていないと全く手順がわからないものです。
ここでは、ちょっとした差し入れをしたいときの荷物の郵送の仕方、種類、注意点などご紹介します。
海外にちょっとした荷物(2㎏以下)を送りたいとき
幾つか方法があります。
安い順に並べてみますと、船便、エコノミー航空(SAL)便、「小型包装物」、EMS(国際スピード郵便)、の順になります。
小型包装物
最大2㎏までの荷物送れるのが、「小型包装物」。
世界のいろいろなところに、発送でき便利です。
2㎏ってどのくらい送れるのでしょうか?…内容物の重さにもよりますが、普通に洋服、お菓子など詰めて、郵便局で売っている、ゆうパック・袋(小)がいっぱいになるくらいです。
例えば2㎏の荷物をアメリカまで送ると、航空便で届くまでに10日~2週間かかり、料金は2760円、船便では7週間前後かかり、料金が1080円です。
宛先は、直接袋、箱に書き込みます。(専用のラベル等ありません)
エコノミー航空(SAL)便
こちらは、航空便より安く、船便より早く着きます。
航空便の到着日数に、1週間プラスくらい、といったところです。
しかし、送れる国が限定されます。
アフリカ、中南米は、送れる国がかなり限定されている印象がありますので、郵便局で尋ねてみましょう。
アメリカに2㎏の荷物を送って、2080円。箱、袋に直接住所を書きます。
エコノミ―航空便、小型包装物は郵便局で送るときに、税関報告書(CN22)を渡されますので、記入しましょう。
税関報告書の記入の仕方→こちら
EMS(国際スピード郵便)
荷物をできるだけ早く送りたい!という時には、EMSを使いましょう。
アメリカに2㎏の荷物を送って4000円、4日で着きます。
断然早いですね!
荷物の追跡サービスや損害賠償制度があるのも、EMSの特徴です。
郵便局でEMS専用ラベルを受け取り、送り先、送り主、送る品物、金額等、記入していきます。
ただしこちらのサービスも「世界120ヶ国」に送れますが、マイナーな国(郵便制度がしっかりしていない国だと思う)には対応していませんので、確認しましょう。
国際郵便料金表、送れる国について→こちら
海外にちょっとした荷物を郵送したいとき、どうすればいいの?
2㎏までの荷物を送りたいのであれば、小型包装物、エコノミー航空(SAL)便、EMS(国際スピード郵便)があります。
送るもの、送りたい国によって賢く選んでいきたいものです。