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体に良いので、ということでミネラルウォーターを持ち歩いたり、積極的に飲むように心がけている人、多いですよね。

スーパーなどでも、いろいろな種類のミネラルウォーターが手に入ります。

ちょっと興味を持って買って飲んでみたら…えっ!水なのに味が違う?!ということが、わたしもありました。

その違いは、水の硬度、硬さの違いなんです。

ここでは、硬水、軟水の違い、それぞれの良い点をみてみましょう。

硬水、軟水は何で決まるの?

水には、カルシウムイオン、マグネシウムイオンが含まれています。

これらの成分が1000㎖中の水にどれだけ含まれているかを数値化し、それによって水の硬度を定めています。

硬度を算出するための計算式→ 硬度=(カルシウム量mg/l×2.5)+(マグネシウム量mg/l×4)

この計算式で出た数字が0~100が軟水、101~300が中硬水、301以上が硬水となります。

日本は水道水も軟水、日本のミネラルウォーターも軟水がほとんどですから、わたし達になじみがあるのは、軟水であるといえます。

上手に使おう!体に良い硬水の特性

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硬水の特徴は、ミネラル、特にマグネシウム、カルシウムが豊富に含まれていることです。

マグネシウムは便を柔らかくする作用があるので、硬水は便秘に非常に効果があります。

ミネラルは、疲れの元となる乳酸を中和して血液のめぐりを良くしてくれますので、肩こり、眼精疲労にいいのです。

また、運動した時の水分補給として硬水を飲むと、運動で失われたミネラルを効率よく摂取することができますので、ミネラル不足で起こる足のつり、筋肉のけいれんを防ぐことができます。

軟水の特性、実はこんなに美容に良い!

美肌を手に入れたいなら、断然おすすめは軟水です。

軟水のミネラルバランスは、体内のミネラルバランスと非常に似ているのです。

それで、飲んでも体に吸収されやすいのです。

肌への負担が少ないので、洗顔、シャンプー、お風呂のお湯にも軟水を使うと、肌に優しく、髪もキシキシしません。

軟水、硬水、実はどちらが体に良いの?美容には?特性を知って、賢く活用!

硬水、軟水は、水に含まれるカルシウム、マグネシウムの量で決まります。

硬水は、便秘に、疲労回復に、運動後のミネラル補給に効果があります。

軟水は、美肌に効果アリ!飲んでも吸収されやすく、洗顔、シャンプーにもいいです。