家を建てることになったけれど、隣家が建てこんでいたりする場合に実際住んでからの日当たりが想像しにくいケースがあります。
庭を作ろうとスペースを作ったとしても植物が育つ可能性が低いかもしれないので、一旦は砂利で埋めておいたスペースがあるお家は少なくないでしょう。
しかし、ふとガーデニング熱に取りつかれたらこの部分を花壇や菜園にしたいと思いだすもの。はたして、砂利スペースは菜園や花壇に生まれ変わらせられるのでしょうか。
砂利だらけの庭を花壇や菜園に! 業者に頼む:エクステリア業者
実は砂利を敷いてしまうと、砂利の下の土に砂利が埋まりこんでしまって、取り除くのが想像以上に難しいものなのです。
費用を覚悟するなら、家を建てたハウスメーカーに推薦してもらったエクステリア業者に希望を伝えて見積もりを取りましょう。
その際には「この場所で園芸を楽しみたい」事を伝えて、砂利の後に敷く土について詳しく話を聞いておきましょう。ここを忘れるとあまり質の良くない土が入ってしまう恐れがあります。
可能なら事前に土のサンプルを取り寄せてもらってリトマス試験紙などで酸性アルカリ性チェックしておきましょう。
砂利だらけの庭を花壇や菜園に!ガーデンプランナーに頼む
実はこの方法が一番おすすめです。ガーデニングのプロは、実際の日照時間や土の質を見極め、庭全体のデザインを考えてくれます。
単に花壇を作るだけではなく、「もう一つの家」としてハイクオリティな空間にしたいなら迷わずこちらを選択してください。
本屋に並んでいるガーデニング雑誌を参考にして、近くのプランナーに相談しましょう。
見た目、実際の園芸のしやすさともに有用なアドバイスがもらえます。
また、気に入っているガーデニング系のブログの運営者に質問してみもいいかもしれません。
砂利だらけの庭を花壇や菜園に!自分で開墾する
土いじりが大好きで、こつこつ庭を造り変えていく過程が楽しめて、かつ体力と時間がある(もしくは急がない)なら、DIYもいいでしょう。
予想以上に土に埋まった砂利を取り除くのは大変なのですが。発想の逆転として、砂利の上にレンガを積んで数十cm程の高さの花壇を作り菜園にする方法もあります。レイズドヘッドと呼ばれる手法です。
もし、範囲が広くて大変なら、ブロックで花壇部分を囲って土を入れればいいでしょう。
砂利だらけの庭を花壇や菜園に変える!?砂利庭でガーデニングを楽しめるようにするには
自分でコツコツがんばるか、費用はかかるけれどプロに任せるか。最後はやはり自分がどれだけ「楽しめるか」で決めましょう。庭作りを一から始めるのも時間がかかるけれど楽しいものですよ。