なかなか止まらない咳、辛いですよね。喉も傷めますから咳を止めたいのですが、なかなか止まらない…そんな時に使える意外なもの、それが玉ねぎです。
ここでは、そんな玉ねぎ咳止めの使い方、ご紹介します。
なぜ玉ねぎは咳止めに効果があるの?
玉ねぎを切ったときに、ツーンとした匂いがして涙が出てきますよね。
この原因は「硫化アリル」というイオウ化合物です。
玉ねぎは「血液をサラサラにする」、として知られていますが、それはこの硫化アリルの働きです。この硫化アリル、その他に自律神経、脳神経を安定させ、咳をしずめる効果もあるのです。匂いが強い、と敬遠されてしまうこともある玉ねぎですが、その匂いに咳止め効果ありだったんですね。
玉ねぎで咳止め、基本の作り方
驚くほど簡単!玉ねぎの皮をむいて、半分に切ってプラスチック容器に入れて、これを枕元、もしくは寝ているそばに置いておくだけです。
置き方にポイントがあって、玉ねぎの断面を表に出しておくようにします。玉ねぎを伏せておいてしまったら、においが出てきませんので効果半減。ただし、効果があるからと言って、量を置きすぎるとにおいが気になって、睡眠が妨げられてしまいますので、気を付けましょう。
玉ねぎの香りがほんのりするくらいが適量です。
においが強いと効果もアップしますので、みずみずしい玉ねぎを選ぶといいでしょう。
玉ねぎで咳止め、使い方応用編
玉ねぎの絞り汁を5,6倍のお湯で薄めて、うがいをしてみましょう。咳や痰(たん)をしずめる効果があります。
玉ねぎを薄くスライスして直接食べても、同じ効果が期待できます。
あのにおいに耐えられるなら、マスクにスライス玉ねぎを挟んでみましょう。はじめちょっと刺激がありますが、次第にせいも落ち着いて、気持ちも穏やかになっていきます。
咳が止まらなくて辛いときは、これで止める!―カット玉ねぎ!
玉ねぎのにおいの元、「硫化アリル」は自律神経を安定させ、咳をしずめる効果があります。
玉ねぎを半分に切って、プラスチック容器に断面を上にしておいておくだけです。
その他、玉ねぎの絞り汁を薄めてうがいする、スライスして食べても効果があります。