毎日の生活の中で、突然怒りはやってきます。
通勤で、オフィスで、同僚とのやり取りの中で、怒りを感じることあるでしょう。
家でももちろんですが、社会生活を送っているときはこの感情はコントロールしたいものです。なぜなら、公共の場で怒りをぶちまけるという行為は、理性的に行動するのが難しくなり、後で後悔するようなことを言ったり行ったりしかねないからです。そんなことを避けるために、怒りを上手にコントロールする方法についてみてみましょう。
怒りの感情がわいてきたら、10秒数えてみる!
怒りは突発的な感情です。瞬間的にぐっと感情が高まるのですが、その持続時間は6秒、という研究結果もあります。ですから、怒りの感情がわいてきてそれを言葉にする前に、10秒数えてみましょう。
その間に感情が落ち着き、物事を冷静に見ることができるようになる可能性があります。
強い怒りにまかせて発してしまった言葉というのは、時には凶器ともなりうるほど鋭いものになってしまいます。怒りの感情を言葉に表す前に、少し考える時間を取ることで、何を言うかをコントロールすることにもなります。
相手の立場に立って考えてみる
怒りの根底にあるのは、「自分は正しい」という感情。そのため「相手がすべて悪い」と感じて、強い怒りを感じてしまうのです。
でも落ち着いて、相手の立場になって考えてみましょう。相手にもそれなりの言い分があるかもしれませんし、ストレスがたまっていたのかも。場合によっては、自分に落ち度があった可能性があります。
このように相手の立場に立って考える方法は、自分を客観的に見るのに役立ちますし、自分の人格も成長させることができます。
もし、自分に落ち度があった、と分かったときは、素直に謝ることも忘れないようにしましょう。
怒りの感情を紙に書いて整理する!
この怒りの感情、でも誰かに聞いてもらわないと気が済まない!そんな時にやってしまいがちなのが、SNSなどに書いて誰かに見てもらう、という方法です。でも、これは気を付けないと更なるトラブルの元なのです!誰が見ているかわかりませんし、非公開の設定になっていたとしても、怒りの感情というのは読んでいて決して気持ちのいいものではありませんから、避けたほうがいいでしょう。
SNSなどに書き込まないで、紙に書いてみましょう。自分がなぜ怒っているのか、何が嫌だったのか、怒りの最中には見えてこなかったことがはっきりし、自分の気持ちを整理する助けにもなります。そして、その紙を破ってすっきり捨ててしまいましょう。これで、自分の怒りの感情がさらされる危険を回避できます。
怒る前に読んでほしい!怒りを上手にコントロールする方法は?
怒りの感情がわいてきたら、言葉を発する前に10秒数えてみましょう。
相手の立場に立って考えて、事態を客観的に見てみましょう。
怒りの感情はSNSではなく、紙に書いて自分の気持ちを整理しましょう。