口内炎があると、食事を楽しめず、コーヒーを飲むのも辛いですよね。
それが舌にできてしまったら、辛さが倍増!
舌を少し動かすたびに痛みを感じて、しかも、いつも使う器官なので治りにくいものです。
原因にはどんな病気があるのでしょうか?簡単にできる予防法は?
ここではそんな疑問にお答えします。
舌の口内炎の原因となる病気は?
口内炎の原因となるものは、舌にもできてしまう可能性があります。
- アフタ性口内炎…円形、または楕円形のできもの。口の中のどこにでもできます。口の中を噛んでしまってそこから細菌が入ったり、口の中の粘膜が弱ったりしてできます。
- ヘルペス性口内炎…ヘルペス(単純疱疹)が原因となっている感染症で、このウィルスが口腔内に影響して、舌にも水泡状のものができます。
- カタル性口内炎…歯の接触、やけど跡、矯正器具との物理的接触で、口の中に赤い斑点ができたり、白くただれたりします。
- カンジタ性口内炎…カンジダという口の中にいつもいる真菌が、通常よりも増えてしまって、白い苔のようなものが舌にできます。
原因はそれぞれですが、ストレスや過度の疲労で体の抵抗力が低下することは、すべての病気に大きく影響しています。
舌の口内炎に似ている、舌ガンの初期症状!?
口内炎は大体10日程度で治りますので、2週間以上治らないような舌の口内炎には、もしかしたら他の原因があるのかもしれません。
舌ガンの初期症状は、口内炎と区別がつきにくいので、次のような症状が2週間以上続く場合は、口腔外科に行きましょう。
- 2週間以上治らない舌の口内炎
- 口内炎が舌のいつも同じところにできる
- 舌にしこりができている
- 舌にしびれを感じる
口内炎の完治のために、続けたい予防法!
口の中を清潔に保って、口の中の細菌の繁殖を抑えることが、口内炎を予防する一番の方法です。
口を清潔に保つのに効果的なのが、殺菌成分入りのうがい薬でうがいをすることです。
毎食後、就寝前に行うと効果的です。
また、歯をきちんと磨くのはもちろん、デンタルフロスで歯間の汚れも丁寧に落としましょう。
体の抵抗力を回復させるために、早めに就寝し、体と心を休ませましょう。
軟膏を塗る時は、食後の歯磨き後にします。
薬をガーゼに塗り、舌の口内炎の部分に貼って、30分くらい置いて、取ります。
痛くて、つらい、舌にできた口内炎…!原因となる病気は?もしかしたらガン!?簡単にできる予防法!
舌にできる口内炎は、口にできる口内炎と同じことが多く、アフタ性口内炎、ヘルペス性口内炎、カタル性口内炎、カンジタ性口内炎などがあります。
舌ガンの初期症状は、口内炎と似ていることがありますので、2週間以上しつこく治らない口内炎、舌にしこりがある場合は、口腔外科を受診しましょう。
口の中を清潔にして、細菌の繁殖を抑えるのが一番ですので、毎食後、また就寝前に、殺菌作用のあるうがい薬でうがいしましょう。