秋になると、美味しい栗が食べられる季節になります。
栗は、混ぜご飯やデザートなど様々なものにも使えますし、
そのまま茹でて食べられます。
秋の味覚の一つです。
でも、美味しい栗にも虫がついてしまうと食べられなくなってしまいます。
栗が好きな虫もいるのです。
栗の皮を剥いて虫がいてがっかりという経験があるのではないでしょうか。
栗を好む虫とは?
栗虫と呼ばれているゾウムシです。
このゾウムシは、9月上旬から10月中旬にかけて果皮と渋皮の間に卵を産み付けます。
卵は10月上旬ころには孵化し幼虫が栗を食べます。
多くなった幼虫は皮を破り、土の中に潜り、2~3年は幼虫でいます。栗に開けた穴を塞いでしまいます。
栗拾いの時期と重なるため、栗の中に虫がいたりします。
農園場合は、栗の実が若いうちに消毒してしまいます。
剥く前に虫食いや痛んだ栗の見分け方
虫食いの栗と虫が入っていない栗の見分け方があります。
- 栗の実に穴が開いていないものを選ぶ。
穴が開いていると虫がいますよということになります。
栗拾いでその場で判断できます。
- 水に浸ける
持ち帰った栗をさらに選別します。穴が開いてなくても虫がいることもあります。
入れ物は何でもよいですが、栗が浮き沈みの選別をします。なので、浅い入れものでは分かりづらいです。
栗が浮いてくるようでしたら、虫食いされていています。
逆に沈んでいく栗は、虫食いされていない栗です。
- 早めに栗を拾う
秋の初めごろに栗を拾うこともいいかもしれません。
虫食いの栗が少ない可能性があるからです。
栗拾いで虫食いされていないもの
紅葉がきれいな秋に山登りをしながらいい空気を吸いながら栗拾いやきのこ採りができて楽しいひと時ですが、穴が開いていないものを選んでまたは、農園で採れたものを購入していろいろな食材に使用して美味しく食べたいものですね。