夏中お世話になった白い衣類や、年中活躍する白いシャツ、どちらも買った時同様に真っ白に洗って身につけたいですね。
でも、シミがついたり黄ばんだりといったトラブルが多いのは白い衣類の宿命。
普通の洗剤ではなかなか元に戻りません。
白いものを白に戻してくれる強い味方「漂白剤」は、汚れの色素を破壊して汚れを取り除く強力な効果があり、簡単には落ちないシミや黄ばみなどの汚れには、洗剤よりも「漂白剤」の方が効果的です。
漂白剤の種類別にその効果をご紹介します。
ベーキングソーダ(重曹)
エコ派の方なら、「ベーキングソーダ・重曹」を漂白剤として使ってみましょう。
重曹に酢を混ぜ合わせます。クエン酸やレモン、なければ普通のお酢で構いません。それだけで、重曹に酸性の物質が加わると炭酸ガスが発生して、汚れを浮き上がらせて漂白剤のような働きをしてくれます。
酸素系漂白剤
白い衣類の黄ばみを取り除くなら「酸素系漂白剤」です。
特に粉末状の「酸素系漂白剤」が強力です。
アルカリ性で液体の「酸素系漂白剤」よりも漂白力は強力です。
主成分は、過炭酸ナトリウムを使用し水に溶けると、過酸化水素と炭酸ナトリウムに分かれ、これらが白い部分を白く漂白してくれるのです。つけ置き時間が長すぎると繊維を痛めますから注意しましょう。
液体「酸素系漂白剤」は全く成分が別物になります。なんと消毒薬と同じ成分になり、それほどひどくない黄ばみおとしに最適。洗剤に混ぜて使ってみてください。
塩素系漂白剤
漂白剤の中で最も漂白力が強く、基本的に白物以外には使えません。
注意しておきたいのは、酸性酸性のモノと絶対に混ぜないようにすること。有毒ガスが発生し大変危険です。
本当に衣類を白くしてくれる漂白剤は?漂白剤の用途ごとの使い分け方!
このように、白い衣類の着ばみお歳には粉末の酸素系漂白剤効果的ですが、色のあるものやプリントされたものには、液体の酸素系漂白剤が色落ちせずに使えるというように漂白剤によって効果は違います。
用途によって使い分けるようにしましょう。