記憶力が悪くて嫌になる、そんな経験はありますか? 「自分は記憶力が悪くて…」って言い訳してみたりして。しかし記憶力というのは生まれたときはみな一緒、さほど差がないのだそう。記憶力がいい人は生まれつきではなく、記憶するための努力をしているために、その差が出るのだそうです。こちらでは、記憶力をアップさせる方法をご紹介します。
記憶したいことを思い出す時間を取って!
記憶力のいい人は、覚えなくてはいけないことを一日のうちに何度も思い起こしているのだそうです。記憶には二種類あって、「短期記憶」「長期記憶」とあります。すぐに忘れてしまう「短期記憶」は、脳の海馬に収められます。この「短期記憶」を何度も思い起こしたりすることで、記憶する場所を大脳に移し「長期記憶」となって深く記憶にとどめることができます。学校で教わった”学んだことを復習する”というのは、実は理由があったのですね。
「覚えよう!」と意識して!
ただ聞いただけでは、なかなかそれを記憶にしっかりととどめるのは難しいのです。これを「覚えよう」という意識をもって覚えることが必要です。例えば誰かの名前を覚えたいのなら、その人の顔、特徴、その時の会話の内容と関連付けて集中して覚えるようにすると、より記憶にとどめやすくなります。これをいつも行うようにすると、少しずつ他の事を覚えるのにも応用が利くようになります。
記憶力を高めるために生活で気を付けること!
まず食生活を見直してみましょう。記憶力をよくするのを助けてくれるのは、青魚に多く含まれるDHA。サバ、イワシなどの青魚を積極的に食べるといいでしょう。またバナナにも脳の神経伝達をスムーズにするメラトニンが含まれていますので、記憶力をよくするのを助けてくれます。
また、質の良い睡眠は昼間の記憶を定着させ、整理するのを助けます。脳内の記憶を整理整頓するのに「何も脳に入れない時間」が必要なのですが、それが最低でも6時間以上。睡眠時間が少ない人は、自分の生活を見直してみましょう。
何でもすぐ忘れて困る…。そんなあなたにオススメな記憶力をアップさせる方法!
記憶したいことを思い返す時間を取りましょう。
覚えようと意識し、なにかと関連付けて覚えるようにすると記憶にとどめやすくなります。
青魚、バナナを食べて記憶力アップを助け、夜は6時間以上眠るようにしましょう。