せっかく一生懸命育てた畑の作物も、シカやイノシシなど大型草食動物が夜間に来れば一晩で全滅。
彼らもえさを確保するのに必死なのだと分かっていても腹立ちは抑えきれませんね。
上手く共存できるように平和的に追い払う方法として「LED 防獣ライト」を使ってみました。
LED 防獣ライトとは?
実は田畑を荒らされる時間帯はほとんどが夜間から明け方にかけてになっています。
市販されているLED 防獣ライトの標準的なタイプは、周囲が暗くなると紫外線センサーが動物を感知し、強力なLEDライトが両面点灯し、田畑の作物から動物たちを追い払ってくれるのです。
万一突進されて動物とぶつかったとしても、割れにくいポリカーボネイト製であることがほとんどだから長持ちすることは間違いありません。
ライトの光で獣を撃退!AWT LED防獣ライト【P16Sep15】
LED 防獣ライトを使用しても効果がない場合
LED 防獣ライトを設置しても改善されずに田畑の作物への被害が続く場合には、音でも防御してみましょう。おなじくソーラー式の防獣・防鳥アラームを併用して様子を見ます。
アラームは動物の耳に届いたときに自然に聞こえるよう工夫されています。警報音のほかにも、猟犬の吠える声、パトカーのサイレン、猪の吠える声、爆竹音など何種類かの音を交互に発信し、害獣・害鳥の侵入を防除します。
また、ほかにもLEDフラッシュライトが付いていて、モーションセンサー機能で動物や鳥を感知すると、アラームとLEDフラッシュライトが交互に発信し、害獣・害鳥の田畑への侵入を防除してくれる頼もしいタイプもあります。
フクノウ 田畑の防獣・防鳥対策として威力を発揮!!防獣用アラーム/福農産業 ソーラー式防獣…
動物とうまく共存するための心掛け
畑の作物を荒らす動物達も好き好んで人間のいる場所にやってくるわけではありません。あくまでも自分達の食べ物がないからしかたなく人間のいる場所に降りてくるのです。
鹿やタヌキ、イノシシは実際に目にすればかわいいという人の多い動物です。やみくもに駆除するのではなく、ご紹介したような動物を傷つけないツールを使って、うまく彼らと共存するようにしたいものですね。