静かなオフィスで、電車の中で、授業中に…、なぜでしょう、ここでは困る!という場面で、お腹って鳴るような気がします。音を止めようとしても、自分の意志で止めることができないので、厄介です。
では空腹を紛らわすために何か食べればいいのか、と思いますが、学生や社会人は自分な好きな時間に食べることができません。
ここでは、空腹時のお腹のなる原因、お腹の音を止める方法、普段から気を付けるといいことをご紹介します。
お腹がすくとお腹が鳴るのはなぜ?
お腹が空いたときにお腹が鳴るのは、空腹期収縮といいます。
胃の中の食べ物がほぼ消化されてしまうと、胃は次の食事を受け入れる準備を始めます。それで、胃の中に残っている食べ物のカスを腸に送ろうと、胃は活発に動き始めます。その時にお腹に残っていた空気が圧迫されて、腸に送りだされるとき「グー」と鳴るのです。
お腹の音を止めるのにできること!
お腹が鳴るのは、正常なことだとわかりましたが、やっぱり恥ずかしいから止めたい、という方に、試してみたい4つの方法をご紹介します。
- 背筋を伸ばして、お腹の部分の空洞を減らす。
- 深い深呼吸をして胃に空気をいっぱい入れて、胃の収縮を抑えます。
- 背中の胃の辺りをたたいて、胃の中の空気を腸に送るようにする。
- お腹の音を止める効果のある「合谷」というツボを押してみる。
ちなみに「合谷」というツボは、手の人差し指と親指の付け根の部分のことです。これは空腹を抑えるツボでもあるので、お腹が空いたときは、お腹が鳴る前にこのツボを押しておくといいですね。
普段から気を付けておくとよいこと
食事を急いで食べると空気が一緒に胃の中に入って、それがお腹のなる原因になってしまうので、ゆっくりとよく噛んで食べるように心がけましょう。
炭酸飲料は飲まないようにしましょう。これに含まれる炭酸が空気となって胃に入ってしまいます。
ストレスをためないようにすることも大切です。不安、緊張していると、無意識のうちに空気を飲み込みやすくなってしまいます。
静かな時になぜか鳴るお腹…!お腹の音を止める方法、普段からこれに気を付けて防ぐ!
胃が食べ物のカスを腸に送るときに、胃の中に空気があるとこれが圧迫されてお腹が鳴ります。
お腹が鳴るのを止めるのに、背筋を伸ばす、深呼吸をする、背中の胃の辺りをたたく、ツボを刺激する、これらの方法が役立ちます。
普段から、ゆっくり食べる、炭酸飲料飲まない、ストレスをためないようにするようにして、胃に空気がたまらないように心がけましょう。