ぬるいビール

仕事の後の、キンキンに冷えたビールは美味しいものです。

しかし冷蔵庫を開けたら…ビールを入れ忘れて、冷えたビールがない!

…がっかりしてしまいます。

でも、あるんです!ビールを早く冷やす方法。

ここでは、ビールを早く冷やす方法をいくつかご紹介します。

冷凍庫を使ってビールを冷やす

ビールの飲み頃は6~8℃、当然夏場はやや低め、冬場はやや高めになります。

ビールが8℃を下回るのに、冷蔵庫で4時間、冷凍庫ですと30分かかります。

ちょっと時間がかかりますよね。

そこで、ただ冷凍庫に入れるのではなく、その前にひと工夫しましょう。

濡らしたタオル、キッチンペーパーをビールの缶に巻き付けます。

そして、冷凍庫に入れ10分待つと…あら不思議!ビールが冷えています。

ビールの缶の周りに巻いたタオル、キッチンペーパーの水分蒸発の気化熱で、ビールが早く冷える、という仕組みです。

ただし、入れ忘れてビールを凍らせてしまわないように注意が必要です。

破裂してしまう恐れがありますし、ビールの成分が変わってしまい、これは解凍しても元に戻りません。

氷を使ってビールを冷やす

氷

ビール1本ずつ冷やしていく方法です。

ボールに氷を入れ、そこにビール缶を横にして入れます。

そして上からも氷をのせて、隙間から指先を入れてビール缶を2~3分間回転させます。

氷の中で缶を回すことで、氷の冷たさがすばやく缶に伝わる、ということなので、しっかり回した方が早く冷えます。

なぜこの方法でビールが冷えるのでしょうか?

ビールと氷、接触する二つのものに温度差がある場合、両者はそれぞれの温度に近づこうとします。

これを熱交換といいます。

この場合、氷の量が多いので、ビールが氷の温度に近づこうとして、結果ビールが冷えるのです。

冷蔵庫も冷凍庫もない場合は…扇風機!

良く濡らしたタオルでビール缶をくるみます。

そして、10分くらい扇風機に当てていきます。

この方法も、気化熱を利用した方法です。

扇風機の乾いた風で、缶に巻いたタオルの気化が促進されるのです。

 困った!ビールが冷えていない…。ビールをちょっとひと手間で、早く冷やす方法!

キッチンペーパー、タオルを缶に巻いて、冷凍庫に10分入れましょう。

ボールに氷を入れビール缶をのせ、その上からも氷をかぶせて、缶をその中で2~3分回していきます。

塗れたタオルでビールをくるんで、扇風機に10分当てます。