アイロンがけって、どうしてあんなに面倒なんでしょうか?
世の中にはアイロンがけ大好き!という男性がいるようですが、わたしの知っている女性陣で、アイロンがけはあまり好きではない、もしくは苦手な人がほとんど。
「アイロンしなくていい素材の服を買うことにしている」という外国人の友人もいましたので、これは世界共通なのかもしれません。
しかし、自分の服はともかく、夫のワイシャツとなると話は別です。
アイロンがけしなくては、夫を仕事に送り出すことができない…!
ここでは、アイロンがけを簡単にするコツ、せんたく糊の使い方をみてみましょう。
アイロンの最適温度は?ワイシャツは湿らせる!
アイロンがけの前に、ワイシャツのタグをチェックしましょう。
「高」、「中」、「低」というアイロン表示がありますが、「高」はアイロン温度180~210℃、「中」は140~160℃、「低」は80~120℃が最適温度となります。
多くのワイシャツは、「高」か「中」と表示されていると思いますが、素材によって最適温度は違いますので、確認しましょう。
良く乾いたワイシャツをいきなりアイロン掛けすると、なかなかしわが落ちにくいですよね。
そこで、ワイシャツにアイロン掛けする前に、霧吹きでワイシャツを十分に湿らせてから、スチームを出さずドライでアイロン掛けしましょう。
アイロンがけのコツ
◎アイロンをかける順番は、細かい部分から掛ける
襟、肩ヨーク、袖カフス、袖、身頃、というように細かいところから掛けていきましょう。
◎生地が厚い部分は、表裏からアイロンを掛ける
襟、袖カフスは、生地が重なっていて厚くなっていますから、まず裏からアイロンを当てて、次に表を掛けましょう。
◎アイロンは直線に動かす
ジグザグに動かすとしわになりやすいです。
◎アイロンを動かすときは、先を少し浮かせるようにする
せんたく糊の効果的な使い方
ワイシャツをさらにパリッと仕上げたいときに便利なのが、せんたく糊です。
スプレー糊もありますが、「洗濯機用キーピング」のように、全体をつけ置きするタイプのものが使いやすくてオススメです。
スプレー糊で全体を糊付けしようとすると、ムラになりやすいですし、スプレーを大量にしようしたくてはなりませんので、コストパフォーマンスが悪いです。
スプレー糊を使うなら、襟、袖カフスなど部分的に使用する方が楽ですし、効率がいいですよ。
面倒なワイシャツのアイロンがけ―簡単にするコツ、せんたく糊の使い方は?
- ワイシャツは、アイロンを掛ける前に霧吹きで全体を湿らせ、それからドライでアイロン掛けします。
- ワイシャツの細かい部分からアイロンを当てていきます。アイロンは直線に動かしましょう。
- せんたく糊を使うなら、つけ置きするタイプのものがむらなく全体に糊付けできるので、おすすめです。