ステンレスとは日本語で「錆びない」という意味の金属。
でも実際は錆びにくいだけであって錆びます!
鉄にさまざまな金属を加えた合金で、まあ元は鉄なので錆びないわけはないのです。
錆びてしまった場合の取り方。そして錆びさせないためにはどうしたらいいのか見ていきましょう。
ステンレスを錆びさせないために知っておくこと
もらい錆びってご存知ですか?
缶詰とかをステンレスシンクの上に置いといたら丸く錆びちゃってるアレです!
ステンレスの上に異種金属と、その間に水分が存在すると異種金属の方に腐食が起こり、鉄がとけだしてさびてしまうのです。
長時間、異種金属と接触させるのは避けましょう。
また、油分などの汚れも注意です。
汚れたところから錆びていくので、錆びさせたくないのであればピカピカにしておきましょう。
ステンレスの錆びの落とし方1:擦って落とす
用意するものは、クリームクレンザーとお酢orクエン酸。あとはスチールウールとか金属タワシです。
クリームクレンザーをタワシにつけ、お酢かクエン酸を加えて擦ってみてください。
軽度の錆びであればこの方法で落ちます。
注意してほしいのが、擦った際に細かい粉末状になってしまった鉄が残っているともらい錆びが起こってしまうので、終わったあとの掃除を丁寧におこないましょう!
また、この方法は「擦る」のでステンレスに細かいキズがつきます。
ステンレスの錆びの落とし方2:薬剤で落とす
こすらないので、傷をつけることなく綺麗にできます!
ケチャップと酢をよくかき混ぜ、さびに塗り20~30分後にふき取ると綺麗に取れます。
もしくは、顆粒の還元系漂白剤を使います。(ハイドロハイターなど)
50~60度のお湯に漂白剤を加え、ペースト状になったものをさびに塗り、15分ほどおきます。
濡らしてかたくしぼった古ストッキングを使って擦ってください。
こすってるけど傷がつかないからこっちで紹介しました。
ステンレスの錆びの落とし方3:頑固な錆びには
上の方法でも取れないような頑固なさび対策です!
サンポールをティッシュやキッチンペーパーなどに含ませ、錆びにはりつけておく。
しばらくしてから、スポンジでこすると簡単に落ちる!
ステンレスシンク、錆びの落とし方と対策
ステンレスは普段から汚しっぱなしにしないで、綺麗に使っていれば錆びません。
一度さびてしまうと落とすのに手間がかかってしまうので、普段から少し注意してみてください。