お米を炊こうとして米びつを見たら、キャー!虫が湧いている…!!って、ありますよね。
米びつもきれいにしているのに、お米を買ってまだ3,4週間しかたっていないのに、どうして虫が湧いてしまうんでしょう?
ここでは、密封してあるはずのお米になぜ虫が発生してしまうのか、適切に保存する方法をご紹介します。
密封してあるはずのお米、どうして虫が発生するの?
お米に付く虫には種類があって、大きく分けると、元々お米についている虫、後から侵入する虫とあります。精米の過程の摩擦、摩擦熱でお米についていた虫の卵(コクゾウムシ)、ある程度は除去できるようですが、完全ではないようです。
また、外部侵入してくる虫もいて、ノシメマダラメイガ、コクヌストモドキといったものがいます。
これらの虫は、米のビニール袋に1㎜程度の穴をあけて侵入してしまいます。米びつも同じで、本当にわずかな隙間から、侵入することが可能です。
これらの虫、気温が25℃~32℃で活発に活動繁殖します。
それで、気が付いたら米びつやコメの袋の中に虫が発生している!ということになるわけです。
虫が発生しないためにできること
●直射日光に当てない
お米が日光で確実に劣化し、砕け安くなってしまいます。
●湿気を避け、風通しを良くする
カビの発生を防ぎます
●コメの保管容器を清潔に保つ!
お米を入れ替える前に、必ず洗って、日干ししましょう。
●できるだけ早く食べる!
買ったお米は、1ヶ月以内に食べるようにしましょう。虫の湧きやすい夏場は、3週間以内です。
家にあるもので適切に保存する方法
これらの虫、15℃以下では活動できませんので、一番良いのは保冷米びつを使うことです。
でもこの保冷米びつ、お値段もなかなかのものです。
それで、ペットボトルを使う方法があります。ペットボトルの口いっぱいまでお米を詰めて、しっかりふたをして冷蔵庫で保管します。
5㎏のお米で、2ℓのペットボトルが3本必要です。これ以上の量のお米になると冷蔵庫がペットボトルのお米だらけになるかも?
お米は少量ずつ、1ヶ月に1回か2回に分けて買うくらいが、いいのかもしれません。
虫の発生しないお米の保存方法!コクゾウムシはどこからでてくるの?家にあるもので適切に保存する方法!
お米に発生する虫はお米に付いてくる虫と、外部から侵入する虫と2種類あり、気温が上がってくると活動が活発になります。
虫が発生しないためには、早く食べきってしまうのが一番です。
ペットボトルにお米を入れて、冷蔵庫に保管すると、気温が低いため虫が発生しません。