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授業中、大事な会議、商談の時など、お腹が鳴ってほしくない場面で、低く響く「グー」という音。

しかも何度も続けて鳴ったりするので、困ったものです。

こちらでは、お腹の音を止める方法、普段から心がけるといいことをご紹介します。

 

なぜお腹が鳴るのかーその仕組み

食べ物を消化してお腹が空になったときに、胃が収縮してお腹が鳴るのですが、この現象を「空腹期収縮」と呼びます。

お腹がすいて血中の血糖値が低下すると、脳が胃に〝胃の中のものを腸に送れ!〝という指令を出します。これを受けて胃は収縮を始め、その時、胃に残っている空気が腸に移動するときに「グー」と鳴ることがあるのです。これが、お腹が鳴る仕組みです。

 

 

その場でさりげなく試すことができる!お腹の音を止める方法

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  • 背筋を伸ばしてみるお腹をへこませる
  • 深呼吸をして、お腹に空気をためてみる
  • 手の親指と人差し指の間の「合会」というツボを押してみる
  • 息を吸った後に、背中を軽く叩いてみる

目立たないようにその場で試せるものを、集めてみました。覚えておくと、きっと役に立つと思います。

 

普段から心がけて、お腹をならないようにする!

  • 大切な人に会う前に、少しだけ食べておく

バナナ1本、菓子パン1個、チョコレートひとかけ、などを食べて、血糖値を上げましょう。

  • 炭酸飲料は控える

炭酸飲料のガスは、お腹が鳴る原因になってしまいますので、普段からお茶、お水を飲むようにしましょう。

  • 早食いを避ける

急いで食べると、食べ物と一緒に空気を飲み込んでしまいやすくなるので、落ち着いて食べるように心がけましょう。

  • 食事の量は少し控えめに!

たくさん食べると、食べた食材から発生するガスの量が多くなるので、お腹が鳴りやすくなります。

 

鳴ってほしくないときに限ってお腹が鳴る!緊急にお腹の音を止める方法とは?

お腹が空いて血糖値が下がると、胃が収縮を始め、その時に胃にある空気が音を立てます。

背筋を伸ばす、お腹に空気をためる、息を吐いて背中をたたいてみる、手のツボを押してみるなど、その場でさりげなく試してみましょう。

できるなら少し食べておく、炭酸飲料を控える、食事は急がず、量は控えめに!